特定非営利活動法人 世田谷みんなのエネルギー
(英語名:Setagaya Energy for All 略称:SEFA)
主な事業:
省エネルギー、自然エネルギーなど、地域のエネルギーシフトの諸事業
環境エネルギーまちづくりなどの視察企画
取得免許:
太陽光発電アドバイザー
家庭の省エネエキスパート
第二種電気工事士
理事長 浅輪 剛博
副理事長 畦田 絹
副理事長 岡本 京子
設立 2012年6月
法人認可 2014年10月14日
●目的
省エネルギー・再生可能エネルギーの技術の調査・研究を行い、広く一般市民を対象として、勉強会・セミナー・ワークショップ・視察イベント等の開催を通じて適切なエネルギー利用策を普及啓発し、また中小規模発電事業の創出支援等の事業を通じて、都市住宅地におけるエネルギーの効率的利用を促進し、より質の高い持続可能な暮らしとまちづくりに寄与する。
●事業
目的を達成するため、特定非営利活動に係る事業として、次の事業を行う。
(1) 都市住宅地における省エネ・再生可能エネルギー技術の調査・研究事業
(2) 省エネ・再生可能エネルギー施策の普及啓発事業
(3) 地域のエコモデルハウス設営・運営事業
(4) 一般家庭・住宅向け省エネ・エネルギー効率化アドバイス事業
(5) その他目的を達成するために必要な事業
◆お問合わせ先
NPO法人世田谷みんなのエネルギー
事務所:157-0002 東京都世田谷区下馬1-29-6
電話番号:090-9965-2374
FAX番号:03-3323-1135
ホームページ: setagaya-energy.jimdo.com
メールアドレス: setagaya.energy(a)gmail.com
●関連企業
主な事業:
世田谷区内の3カ所を含めた合計5カ所の市民出資太陽光発電所の運営。
適格機関投資家等の特例業務
SEFAが代表社員を務めています。
「せたがや市民エネルギー合同会社」
(※2017年より全ての事業はNPO法人世田谷みんなのエネルギーに継承され、閉鎖しました。今までのご愛顧ありがとうございます。引き続き、NPO法人世田谷みんなのエネルギーへのご支援、ご指導をよろしくお願いいたします。)
非営利団体 世田谷みんなのエネルギー。
および、せたがやエネルギー合同会社は、いままで世田谷で多くの環境や街づくりに関する活動・事業を行ってきた人々によって、設立されました。
たとえば、トランジション世田谷 茶沢会。
半田ごてを使って、ソーラーパネルを手作りしたり、日本各地の先進的な活動をしている人たちをお呼びしたシンポジウムの開催などをしてきました。地域の食材を利用した出張カフェやマルシェも開催しています。
今年2013年6月には10kWのソーラー市民協同発電所を、世田谷区下北沢にある教会の屋根を使い、組合を立ち上げ、設立することができました。教会の聖堂と緑豊かな庭に囲まれた世田谷で最初の市民協同発電所です。
トランジション活動は、様々な地中資源を掘り起こ して成長してきた現代文明の限界を見据え、循環型で持続可能な社会に移行(トランジション)するために、ローカルな地域から手探りで変えていくものです。 イギリスから発していますが、それまでに各国にあった環境・地域活動とも結びついて、今では世界各地に広がっています。
世田谷でも、それまでの地域の文化や緑を守ろうという活動、生協の活動などと結びつきあって、広がりがうまれています。
世田谷みんなのエネルギーは、2012年5月にトランジション世田谷 茶沢会が主催した「世田谷エネルギーシフト みんなの未来の教室」に集った人々が中心になって、具体的に市民協同発電所をつくるために活動を始めました。
世田谷でのエネルギーシフトを考えると、なにより巨大なエネルギー大消費地として「エネルギー利用の効率化・転換」が第一目標になります。少し、包括的になりますが、次の三つが主軸になります。
1.生活者 生活のあり方を変えて、エネルギーシフト
「生活者」として。 エネルギー全体の利用の仕方の組み替え (ライフスタイル、節電の工夫、省エネ、断熱、環境共生住宅、コージェネ、共同利用、カーシェアリング、職住近接、まちづくり・緑化、ゴミ・排水利用、熱は熱で、光は光で・・・)
2.生産者・出資者 世田谷区内、そして、信州、山梨、東北、北海道ほか、再エネに適した場所に ソーラーパワー、風力、地熱、小水力など設置を広げる。
「生産者」として IPP事業者、自然エネルギー発電所
「出資者」として 市民協同発電所 発熱所
3.消費者 エネルギーを選ぶ権利がある!エネルギーの共同購入、産直。
グリーン新電力の個人向け。需給の同時同量達成の実験。
それぞれ、簡単にできる事、ちょっと投資が必要な事、また、事業者・自治体など多くの人を巻き込まないとできない事などがありますが、具体的なロードマップ、今後へ向けての行動指針です。
これらを、業者だけ、行政だけが前に進むのでなくて、市民の「協同」として行えるようにするのが「世田谷みんなのエネルギー」の役割です。情報提供や啓発、ワークショップやソーラー市民協同発電所の準備のような実践を積極的に行っています。学習や経験(暗黙知)が市民の間に蓄積・共有され、次の新しい展開に有機的につながっていきます。
今後も地域のみなさんの協力を得ながら、環境共生の街づくり、市民協同発電所、そして、地域からのエネルギー利用の転換を進めていきます。